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マッチングアプリで出会って、Twitterで再会。ハプニング連続な夜から生まれた超キュートなカップルの話

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「どんな人が相手でも話し合ってみないと、心の内ではどう思ってるかとかってわからないからね。どんどん言葉にして言い合っていくスタイルで、これからもやっていこうと思ってる!」

マッチングアプリで出会って、Twitterで再会。ハプニング連続な夜から生まれた超キュートなカップルの話

「人の惚気話を聞かせられるとイライラする」

なんていう人がいる。

他人の幸せを喜べないなんてひどい人だ、と眉をひそめる人もいそうだけれど、いつどんなときでも、他人の幸せを喜べる人なんて実際にどれだけいるだろうか。

人の幸せを心の底から喜んであげられるのは、自分が幸せなときや余裕のあるときくらいで、そうでないときは自分の現状と比べて、イライラはしないまでもザワザワする。

そんな自分にも嫌気がさすから、余裕のないときは他人の幸せに極力触れたくない。惚気話を含め、他人の幸せとはそういうものだと思っていた。

だけど、どういうわけか、ほんのときたま、いつどんなときでもその人の惚気をずうっと聞かせてもらいたいような人がいる。

この日、私たちが話を聞かせてもらったカップルも、とても愛らしくて、関わる人たちを笑顔にするようなふたりだった。

そんなふたりとは、佐伯ポインティさんとアレックス早野さん。

左:アレックス早野さん/右:佐伯ポインティさん

彼女ら(彼ら)のパートナーシップを目の当たりにしながら話を聞いていると、自分のことでもないのに、側で眺めているだけで幸せのおすそわけをしてもらえるような気がする。

あるいは、ふたりの仲間に入りたくなるような、ファンとして応援させてほしいような、そんな不思議な魅力を持っている。

ポインティさんは、“エロス”を“プロデュース”する、エロデューサー。9月に行われた猥談バー(※猥談を楽しむための会員制バー)開設のためのクラウドファンディングでは即日355万円の支援金を集め、一時は「猥談バー」がTwitterのトレンドに入るほど。今までにいなかったエロスのポップアイコン的存在として注目を集めている。

そして、ポインティさんのパートナーであり、スタイリスト / デザイナーのアレックス早野さんは、雑誌や演劇のスタイリングや、WEB/アプリのデザイン、『BLAST』への出演など、さまざまな活動に精力的に取り組んでいる。

それぞれにファンも多いふたりだが、雑誌『東京グラフィティ』には、ふたりのカップルヌード/インタビューが掲載されるなど、カップルとしてのふたりに魅力を感じている人も少なくない。

「第一印象はよくなかった……」と笑いながら話すふたりに、なれそめやお互いの価値観、良い関係性を築くために工夫していることなどを聞かせていただいた。

このインタビューを読み終えたらきっと、あなたもふたりのファンになる。

■TinderでマッチしてTwitterで“再会”

――おふたりはTinder(マッチングアプリ)で出会ったと伺いました。お互いの第一印象について、教えていただけますか?

アレックス:私は彼の顔がものすごくタイプだったんですよね。シュッて切り込みを入れて開いたような、傷口みたいな目が好きだから(笑)。

ポインティ:俺はマッチした人と会話するっていうスタイルだから、全員右にスワイプしてた。

――全員にLIKEを送っていたってことですか?

ポインティ:Tinderは顔面ですぐ判断されちゃうから。とりあえず出会いの母数を増やす必要があるな〜って思ったんです。

――戦略的だ……。

ポインティ:会社でも「お前、めっちゃTinderやってるな、もう少し仕事してくれるか……?」って言われるくらい。
途中からは課金して、ずーっとLIKEを送ってたの。だから第一印象とかないんだよね。

――メッセージを送ったのは、ポインティさんからですか?

アレックス:うん、「すごく可愛いですね、天使かと思いました」って。

――初めましての連絡でそれは、個性的ですね……。

アレックス:私のプロフィールについて一切触れてこなかったから、定型文なのはなんとなくわかって、それにしてもクソみたいなメッセージを送ってきたなと思った(笑)。

ポインティ:そう、定型文なの! でも定型文にもいくつか種類があって、一番お気に入りなのは原始人のやつ。

「オマエ、カワイイ、ダカラ、オレ、マッチ、ウレシイ」みたいな(笑)。「この人にはこれが合いそうかな~」って思うものを送って、反応を見てた。

アレックス:最悪(笑)。

――顔がめちゃくちゃタイプな人から最悪なメッセージが送られてきて、どんな気持ちでした?

アレックス:彼のプロフィール欄に、当時の勤め先だったコルクの名前とか、学歴とか、どんな人かとかレジュメみたいに詳しく書かれていて。

その頃はレポ漫画がすごく流行っていたし、ここまで個人情報をオープンにするっていうことは取材か何かかなって思って、「取材ですか?」って送ったの。そしたら、無視されたの(笑)。

ポインティ:一回くらいはやりとりしたと思うけどね。でもたしかに長くは続かなかった気がする。

アレックス:その1~2週間後にたまたまTwitterに彼の超バズったツイートが流れてきて、何気なく見たら「あいつじゃん!」と。それで「ツイート見たよ!」ってメッセージを送ってから、ちゃんとやりとりが始まったっていう。

ポインティ:基本的に自分のことを見てくれる人が好きだから、素直に「ありがとう~!」って思った。アレックスちゃんに対して、関心とか何か印象を持ったのもそのとき初めてだったな。

アレックス:そこからの展開は早くて、メッセージをし始めてから2日くらいで電話もした気がする。しかも、めちゃくちゃ盛り上がって4~5時間話して、翌日に会うことになった。

――初めての電話で4~5時間ってすごいですね。どんな話をしたんですか?

ポインティ:もうね、「あ、こいつやべぇな」って思う話ばっかりだった。特に、アレックスちゃんのすごくモテるエピソードが面白くて。引っ越しの挨拶をしに行ったら、同じマンションの住人から毎日のようにピンポンくるようになっちゃった話とか。

アレックス:あと、夜中にゴキブリが出て、しばらくひとりで格闘したんだけどどうにもならなくて……通りがかった同じマンションの人に助けを求めて退治してもらったら、その人がパティシエで、事あるごとにケーキをたくさん持ってきてくれるようになったの。

バレンタインの日に「お店で余っちゃいました」って言って持ってきてくれたケーキが、ハート型のチョコレートケーキで、当時は「こんなの残るんだなぁ~」と思って食べてたんだけど、今思うと違ったのかもな、とか(笑)。

ポインティ:しかも、電話しながら「今何してるの〜?」って聞いたら、「Twitterで差別主義者のアカウントを通報してるよ~」とか言うの(笑)。

だから、勝手にモテてるって思い込んでる本当にヤバい人か、マジで困るくらいモテちゃう人のどっちかなのかなって。でも、本当にヤバヤバだったとしても、面白いからいいなって思ってた。まぁ結果、会ったらめっちゃ可愛くてびっくりしたんだけど。

■人生で一番ヤバい捻挫をした日に会った、想像を超える美女

――会う前日に長電話をして、お互いにノリノリな状態で会ったわけですよね。実際に会ってみての印象はどうだったんですか?

アレックス:ふふっ、よくなかった(笑)。彼が通っていたボクシングジムが終わってから会うことになってたんだけど、そしたらね……(笑)。

ポインティ:うん、その日に捻挫したの。しかも、人生で一番ヤバい捻挫。軸足を変えて蹴る練習のときに、足の甲で思い切り踏み下ろしちゃって、超ヤバい音して。

――痛そう……。

ポインティ:しかも、そのジムって、テラスハウスに出てた人が経営してるジムだったの。キャバ嬢みたいなイケイケの人とか、本当のボクサーしかいなくて、何ならデブもメガネも俺だけなの。なんで通ってたかはマジで謎。

アレックス:いきなり「捻挫してる人と飲める? 飲める感じだったら、湿布とハサミと医療用テープを買っていきたいからメガドンキの前で待ち合わせでもいい?」って連絡がきたんだよね。「飲めるし、私が買っていくからいいよ!」って返事して、メガドンキ前で待ち合わせした。

ポインティ:俺はこの時点で、「もし、めちゃくちゃ頭のおかしな人だったとしても、優しいやつだな」って思ったの。しかも、会ったらめっちゃ可愛くて、びっくりした。

アレックス:私は想像よりもダサくて、想像よりモサくて、想像よりも大きい人が来たなって思った(笑)。しかも、前日の電話ではあんなに楽しく話してたのに、いざお店に入ったら会話の内容もどこか堅かった……。

ポインティ:俺の立場から言うと、けっこうな確率で頭のおかしな人が来ると思ってたから動揺して、今日は口説きに行かないで穏便に済ませようと思ったの。捻挫もヤバかったし。

でも、仲良くはなりたかったから、すごく当たり障りのない話をしようとしたんだよね。

アレックス:私はその話に興味がなかったから「手が可愛いな~」とか「まつ毛が長いな~」とか思いながら見てた。

ポインティ:お互いにふんわりしてたよね。

アレックス:そう、噛み合ってなかった。

――では、ふんわりしたまま、その日はお開きに?

アレックス:終電まで30分しかないってときに彼が「2軒目行く?」みたいな話をし始めて。

ポインティ:え、言ってた?

アレックス:あなたが誘ってきたんだよ。それで「君、もう終電じゃない? 捻挫もしてるし」って言ったら、「でも……」みたいな反応が返ってきた。その様子が可愛いなと思って、「おうちは綺麗ですか?」って聞いたら、「今度よかったら来てください」って。だから「今日でもいいよ」って返したの。

ポインティ:それで、俺はもう、どういう流れ⁉って思ってパニック。会話の流れ的にもそういう色気のある感じでもなかったし、捻挫もしてたし。

当時、俺は古民家みたいな家に住んでたんだけど、その話をしたから、そういう雰囲気の空間が好きなチルアウト系な人なのか……または、すごいエロい人なのか……どっちなんだって思ったの。

アレックス:だってさ、電話のときは楽しかったのに、会ったらずっと意味わかんない話ばっかりするから、もう少し一緒にいたらいい話ができるかなって思って。

――そっか。ポインティさんは、アレックスさんが自分のことをタイプだと思っているって知らなかったんですもんね……。

■「初対面で性癖をオープンにしてくれて『あたりだ!』って思った」

――家に着いてからもアレックスさんがリードする感じだったんですか?

アレックス:私は真剣な話しかされていないままイチャイチャするのとかは無理で。だからソファに一緒に座るのは嫌だなって思って、彼が隣に座れないように寝っ転がったの。

彼は別のイスにひとりで座って、映画とか趣味のこととかを話して、いい時間を過ごしたんだよね。

でも、途中で私がトイレに行って戻ってきたら、彼がソファに移動していたのね。可愛い~って思って。

ポインティ:もう深夜2時だし、早いところ何かしなきゃと思って移動したんだと思う。

アレックス:ずっと「隣に行きたいな」みたいな顔をしていたのは知ってたんだけどね。

ソファに座る前後で『AM
』っていうwebメディアが作った『恋愛メディアがひろってくれない 童貞の疑問を解決する本』をふたりで見ていたんだけど、その中に「手を繋ぐタイミングっていつですか?」っていう項目があって、そこには「意外性があるときに繋げ」というような回答が書いてあったの。

ポインティ:あ〜!

アレックス:そのあと、ふたりでコンビニに出かけたときに途中で手を繋がれて。意外性のあるときに繋げって、さっき読んだばかりだからこいつ捻挫した足を引きずりながら実践してきた……と。それが可愛いなって思って。手を繋がれた瞬間に思いっきり笑っちゃったの、覚えてる。

ポインティ:めっちゃ笑われたときに照れ隠しで「意外性ある?」って聞いた気がする。覚えてるわ。

――失礼な言い方かもしれませんが、性にオープンなおふたりのスタートが想像よりもささやかなものだったというのが意外でした。

アレックス:その後、家に着いてもじもじしてると思ったら、「セックスしませんか?」って誘ってきてくれて。「でも、捻挫してるよね?」って聞いたら「いける」って言うから「タフでいいな~!」って思って。

私が魅力的だと思う男性の3大ポイントって、ひとつ目が「声と顔」、ふたつ目が「心身ともにタフなこと」、3つ目が「話し合いができること」だったから、いきなりふたつもクリアしてきてすごいなって。

――少し踏み込んだ質問にはなってしまうのですが、おふたりのセックスの印象について話せる範囲で教えてもらえますか?

アレックス:初めてのときってやっぱり探り探りじゃない? たとえばセックスの前に「俺、めっちゃ甘えん坊なんだよね」と言っても、男の人がリードする流れにはなると思うの。でも、一回攻守交替したときに彼の反応がめちゃくちゃ良くて。

Mっ気のある人を探していたから、彼の反応を見て「あたり~!」って、テンションが爆上がりしたの! 初対面の相手同士の最初のセックスで、引かれるかもしれない性癖をオープンにする人ってあんまりいないから、まじであたりって思った。

ポインティ:俺はけっこうかわいく喘ぐから。乳首に素直なのも喜んでもらえたのかも。すごく攻め上手な人が好きだし!

アレックス:その年はMの人と楽しくいい時間を過ごすことが少なくて、不作だったから巡り合えてよかったって思った(笑)。

アレックス:あとね、「挿れたい?」って聞いたら、それまでMモードだったのに「え、コンドームしよ」ってちゃんと言ったのよ。だからね、エラいなぁって思うのと同時に「伏せたい」って思った(笑)。

ポインティ:本当に悪魔モードだったよね。

■「アレックスちゃんのアイデアは、面白さとトレードオフ。基本楽しめる」

――いろいろな話を根掘り葉掘り聞いた後に恐縮ですが、おふたりはこうしてセックスの話をオープンにされることに抵抗はないのでしょうか?

ポインティ:俺はエロデューサーという仕事柄もあるけど、聞かれたら答えるし、聞かれなくても話すし(笑)。抵抗あるときとかある?

アレックス:え、今とか?(笑)。私は女の人だからさ、残念だけど、性に奔放なことをオープンにしていいことってそんなにないから。

でも。今話しているのは多分、「ちょっと疲れた日に恋人にIKEA行こうって言われて、『あぁ~、まぁいいか~』って思う」くらいのハードルなんだよね。だから、他の女の人に比べたら、抵抗は少ないほうなんだと思う。

ポインティ:なるほどね。あと、俺は自分のことを隅々まで知ってほしいから話す、というのもあると思う。

たとえば、俺の友達は、友達としてのポインティは知ってるけど、親とのポインティとかセックスするときのポインティは知らないじゃん。だから、「こっちのポインティはこうだよ~」って話したいって感じ!

――性にまつわるお互いの活動のことについては、どんな風に思っていますか?

アレックス:ふーん、って感じ。楽しそうでいいねって思ってる。それが猥談バーじゃなくても何でも良いんだけど。

ポインティ:アレックスちゃんも『BLAST』でセルフプレジャーアイテムの番組に出たりしているけど、こんなに楽しそうにセックスの話をできる女の子はいないからいいよね。

俺の友達からも「動画を見てiroha買ったよ〜!」っていう話をたくさん聞くし、性を楽しめる人が増えるのはめっちゃいいよね〜! って思ってる。

――お互いの他の仕事に関しても、同じようなスタンスですか?

ポインティ:アレックスちゃんはさ、俺のハッピーが維持されていればいいかなって感じじゃん。俺はもともと編集者だったこともあるから、アレックスちゃんがクリエイターとして仕事を楽しめるようにできる範囲でアドバイスをしたいっていう気持ちがあるの。

アレックス:そうね、マネージャーみたいな感じかも。そういう意味で言うと、私はモチャちゃん(ポインティ)が書く原稿の中で、フェミニズムに反するところや女性が不愉快に感じるところがないかチェックしてる。それから、スタイリストとしてインタビューのときの服を選んだりとか。

ポインティ:服に関しては全部お任せしてるからね。

――お話を伺っていると、お互いに対してすごく寛容に、補完しあっている印象なのですが、ケンカとかされるんですか?

ポインティ:俺がアレックスちゃんに対して「これは許せないよ」っていうのはあんまり起きないよね。

アレックス:私がモチャちゃんを許せないときは多々ある。汗かいて臭かったりするときとか。

ポインティ:アレックスちゃんは感情のモードチェンジがものすごく速いの。一回ベルトで……。

――ベルトで……?

アレックス:その話、ダメ!(笑)。

いや、なんかね、モチャちゃんが汗をかいたときに顔を洗ってくれたんだけど、そのときに手鼻をかんだの。私の家ってシンクが洗面台代わりになってて、そこで手鼻をかまれるのは嫌だったし、「その後掃除するの誰だ?」って思ったら、腰に付けていたベルトを抜いてパーンと。

ポインティ:しかも、そのちょっと前まで「顔洗ってエラいね~、モチャちゃん可愛い~」って言ってくれてたのに、手鼻をかんだ瞬間いきなりパシーン! って。サーカスで動物しつける感じの叩き方だったよね。

アレックス:自分でもベルトを思いついて機転が利くなと思ったけど、あれはすごく反省してる……。暴力、ダメ、ぜったい。

ポインティ:怒るのと暴力がセットなのは良くないと思うよとは言ったけどね。でも、アレックスちゃんってクリエイター的な部分と、懲罰を与える刑務官みたいな部分と、モチャを愛するファンみたいな部分と、フェミニストな部分と……っていろんな面があって、多彩で多種多様な顔があるから、全然飽きない! 面白い!

――もともとの相性が良いのかなとも思うのですが、お互いの関係をより良いものにするために意識されていることはありますか?

アレックス:「パーソナルタイム」っていう期間を設けてることくらいかな。私が自分の時間とか、自分ひとりで整理する時間が欲しいタイプだから、人と付き合うときに難しさを感じることも多かったんだけど、パーソナルタイムって制度をつくって、申請して受理されたら、連絡もとらないし、会わないようにしていて。

最近はだんだんと減ってきたんだけど、付き合いたてのころって、言わばご新規さんだから、ずっと一緒にいるとつらくなっちゃって。一番短くて半日、長くて2週間。

ポインティ:嫌なことがあったりとか、アレックスちゃんが言いすぎちゃったときも発動するよね。「言いすぎちゃったから整えるまで待って」みたいな。

最初に提案されたときは「パーソナルタイムを申請します」って感じでいきなり来たから「お、わけのわかんないやつ出た〜!」って思ってた。

アレックス:「嫌いになったってこと?」とも聞かれたから、「違うよ、ひとりになりたいだけ」って。そうしたらすぐに「わかった」って言ってくれたんだけど、内情はそんな感じだったんだね。

――「自分ひとりの時間を持つことで調整したい」という考えに共感する方も多いと思うのですが、アレックスさんからの突然の提案に戸惑ったりすることはなかったんでしょうか?

ポインティ:アレックスちゃんの周辺で起きる不思議なこととか、ものさしを越えた考え方やアイデアは彼女とセットのものだから、基本楽しめちゃうの。

それがたとえば、ポインティを縛ったり、少し不自由になったりするものであっても、面白さが好きで付き合っているからトレードオフなんだよね。

アレックスちゃんはすごく可愛いから、「顔が好きで付き合ってる」と思われがちなんだけど、それ以上に、今まで恋愛関係になった人の中で断トツに面白い。

アレックス:モチャちゃんはそうやって言ってくれるけど、自分の言葉のキツさとか、相手の状態をあんまり考えずにぶっこんじゃうところは良くないなって思ってて。モチャちゃんとはうまくやっていきたいから、「パーソナルタイム」を導入してみたりとか、自分なりの工夫をこれからも頑張る!

――アレックスさんの話にもありましたが、おふたりは話し合いを通じて関係をよりよいものにしていっている印象です。

アレックス:そうかもしれない。付き合うことになったきっかけもそんな感じで、二回目のデートのときに私が「ご飯デートしたい」って言ったの。そうしたら、最初に会ったときにエッチしちゃったから真剣なデートをしたいってことだと彼は受け取ったらしくて、自分がどういうつもりかっていうのを説明してくれたのね。

その中で「結婚したいと思うくらい好きじゃないと付き合いたくないと思ってる。要するに結婚を考えているってことなんだけど」って言ってきたの。だから「結婚はひとまず置いておいて、付き合うかどうか考えよう」みたいに話し合えた。

――そこまで言ってくれたら、真剣なんだなってわかりますよね。

アレックス:真剣かどうかはどっちでもいいんだ。ただ、私は相手のスタンスが読み取ることができなくて、たとえばゼクシィが置かれていても「ゼクシィ見てるんだな」としか思えないタイプなのね。だから、表明を先にしてくれたのはすごくありがたいなって思った。こういうスタンスだったら私もこういうこと考えようって思えるから。

ポインティ:アレックスちゃんは特にだけど、どんな人が相手でも話し合ってみないと、心の内ではどう思ってるかとかってわからないからね。どんどん言葉にして言い合っていくスタイルで、これからもやっていこうと思ってる!

取材・Text/佐々木ののか
Photo/池田博美

アレックス早野 プロフィール

1992年 愛知県生まれ。 武蔵野美術大学空間演出デザイン科で舞台衣装を学ぶ。卒業制作にて優秀賞を受賞。卒業後、土屋鞄製造所へWEBデザイナーとして入社し、ブランディングに重点をおいたWEBコンテンツの制作を経験。

ブランディングと衣装を組み合わせたクリエイティブ制作を目指し、スタイリストアシスタントへ転向。雑誌や映画、テレビなど幅広い媒体を手がける伊島れいか氏に師事し、その傍ら衣装制作を続ける。現在、ファッションとプロップスのスタイリスト/衣装デザイナーとして独立し活動中。

Instagram:@alexhayano

佐伯ポインティ プロフィール

エロデューサー。1993年、東京生まれ。早稲田大学文化構想学部を卒業後、クリエイターのエージェント会社コルクに漫画編集者として入社。2017年に独立し、男女楽しめるエロスのあるコンテンツをつくる「エロデューサー」として活動を始める。ポジティブに猥談を楽しむ人が集まる「猥談バー」というイベントをしたり、様々な性癖・性体験の人をインタビューし「猥談タウン回覧板」というメルマガを配信したり、エロい仕事ばかりしている。

Twitter:@boogie_go

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PPssPP編集部

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