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映画『生きてるだけで、愛。』感想。趣里×菅田将暉で贈るエモーショナルなラブストーリー!

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【シネマの時間】第46回は、小説家、劇作家、演出家などマルチな活動を展開する芥川賞作家・本谷有希子の同名小説を趣里の主演で映画化。話題の映画『生きてるだけで、愛。』をお送りします! ドキュメンタリー映画『太陽の塔』に続く関根光才の長編劇映画初監督作品。11月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー!

映画『生きてるだけで、愛。』感想。趣里×菅田将暉で贈るエモーショナルなラブストーリー!

こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。

【シネマの時間】第46回は、趣里X菅田将暉で贈る今を懸命に生きる、不器用な男女のエモーショナルなラブストーリー! 映画『生きてるだけで、愛。』をお送りします。

原作は小説家、劇作家、演出家などマルチな活動で活躍する芥川賞作家・本谷有希子が発表した同名小説。

鬱が招く過眠症のせいで引きこもり状態の寧子と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れながら寧子との同棲を続けている津奈木。

そこへ津奈木の元カノが現れたことから、寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、ふたりの関係にも変化が訪れるのですが……。

リアルとバーチャルが交差する社会の中で、自分という存在を誰かにわかってほしい、他者とのつながりを求める現代の若者たちの心情をリアルに綴る、エモーショナルなラブストーリーです。

メンタルに問題を抱え、鬱状態で過眠症の主人公・寧子役は、『ブラックペアン』などの印象的な演技で活躍目覚ましい趣里が演じ、危うくも美しい圧倒的な存在感で魅力的です。

また、寧子に寄り添う出版社に勤める恋人・津奈木役には、今年第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた菅田将暉が等身大の男の佇まいを優しさと色気を滲ませ演じています。

このふたりのタッグというだけでもワクワクするのですが、津奈木の元・恋人で津奈木を取り戻そうとする安堂に『ホリデイラブ』での“サレ妻”キャラなどでも話題になった仲里依紗。

寧子が働くカフェバーの店長夫妻に演技派俳優の田中哲司と西田尚美、津奈木の上司に『孤独のグルメ』の松重豊、同僚には『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の石橋静河らが脇を固め見応え十分。

監督には、数々のCMやAKB48、Mr.ChildrenなどのMVなどを手がけ、カンヌ国際広告祭でグランプリなどを受賞、最近ではドキュメンタリー映画『太陽の塔』も手掛けた関根光才の長編劇映画初監督作品です!

”ほんの一瞬だけでも、分かり合えたら”

彼らの心の叫びはあなたの心の声かもしれません。

11月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー!

■映画『生きてるだけで、愛。』あらすじー他者とのつながりを求める若者たちの心情をリアルに綴る、 エモーショナルなラブストーリー

ある飲み会で知り合い、同棲して三年になる寧子(趣里)と津奈木(菅田将暉)。

もともとメンタルに問題を抱えていた寧子は鬱状態で、バイトも満足に続きません。

おまけに鬱による過眠症のため、家にいても家事ひとつできず、敷きっぱなしの布団の上で寝てばかり。

姉との電話やメールでのやり取りだけが世間との唯一のつながりでした。

一方の津奈木も、文学に夢を抱いて出版社に入ったものの、週刊誌の編集部でゴシップ記事の執筆に明け暮れる日々。

仕事にやり甲斐を感じることもできず、職場での人間関係もままなりません。

それでも毎日会社に通い、家から出ることがほとんどない寧子のためにお弁当を買って帰ります。

津奈木は寧子がどんなに理不尽な感情をぶつけても、静かにやり過ごして喧嘩にすらなりません。

それは優しさであるかに見えて、何事にも正面から向き合うことを避けているような態度で、むしろ寧子を苛立たせますが、お互いに自分の思いを言葉にして相手に伝える術は持ってないのでした。

ある日、いつものように寧子がひとりで寝ていると、部屋に安堂(仲里依紗)が突然訪ねてきます。

かつて津奈木とつき合っていた安堂は彼に未練を残しており、寧子と別れさせて彼を取り戻したいと言います。

まるで納得のいかない話ですが、寧子が津奈木から離れても生きていけるように、なぜか安堂は寧子の社会復帰と自立を手助けすることに。

こうして寧子は安堂の紹介で半ば強制的にカフェバーのバイトを始めることになります。

カフェバーではマスターの村田(田中哲司)とその妻である真紀(西田尚美)をはじめ、引きこもりの過去を持つ莉奈(織田梨沙)も働いており、寧子を全面的にサポートするというのです。

最初は戸惑いつつも、思いがけないチャンスを得て、寧子は今の自分と生活から抜け出そうと次第に前向きになっていきます。

そんな寧子の変化と挑戦に耳を貸す余裕もなく、相変わらず否定も肯定もせず受け流す津奈木。

会社では気の進まない仕事を大量に押しつけられ、「ゴシップ誌は皆さんの下半身でメシを食っている」と割り切っている編集長の磯山(松重豊)とは話が通じません。

ただひとり、同じ葛藤を抱えている後輩の美里(石橋静河)だけはさりげなく彼を気遣っていましたが、記事の無断差し替えが発覚したことをきっかけに、疲労とストレスの限界に達した津奈木はついに爆発してしまいます。

同じ頃、寧子は遅刻や無断欠勤を繰り返しながらも、見守ってくれる村田たちのおかげで、みんなの仲間入りができるかのように思えていました。

しかしそれも長くは続きません。

些細な会話の行き違いから、彼らとのどうしようもない断絶を痛感した寧子は、店を飛び出してしまうのですが……。

■映画『生きてるだけで、愛。』作品紹介

映画『生きてるだけで、愛。』は、11月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー!
公式サイト:http://ikiai.jp

監督・脚本:関根光才
原作:本谷有希子『生きてるだけで、愛。』(新潮文庫刊)
製作・プロデューサー:甲斐真樹
製作:松井智、藤本款、板東浩二、新井重人、森原俊朗、前信介、 上田豊、水戸部晃
アソシエイトプロデューサー:佐藤公美、金井隆治
協力プロデューサー:高口聖世巨、白川直人
撮影:重森豊太郎
照明:中須岳士
音楽:世武裕子
美術:井上心平
録音:山本タカアキ
編集:田巻源太
衣裳:立花文乃
ヘアメイク:田中マリ子
助監督:久保朝洋
制作担当:中村哲也
スチール:久保田智
製作年:2018年
製作国:日本
上映時間:109分
映倫区分:G
製作幹事 :ハピネット、スタイルジャム
企画・制作プロダクション:スタイルジャム 
配給:クロックワークス
©︎2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会

■映画『生きてるだけで、愛。』キャスト

趣里=寧子
菅田将暉=津奈木
田中哲司=村田
西田尚美=真紀
松重豊=磯山
石橋静河=美里
織田梨沙=莉奈
仲里依紗=安堂

【シネマの時間】
アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美
©︎YUMIMOROTO

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諸戸 佑美

本や広告のアートディレクション/デザイン/編集/取材執筆/イラストレーションなど多方面に活躍。

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